〜パリ美術館編1〜 ルーブル美術館
パリに行く前に、パリ市内の美術館のフリーパスを購入した。パリに行ったらできる限り多くの美術館を巡るんだと、やる気満々だった。
まず始めに向かったのは、ルーブル美術館。
みんなご存知の、このピラミッド。
このピラミッドが地上からの入り口になっている。ここからエスカレーターで地下に降って、チケットを購入したりする。日本でいう葛西臨海水族園みたいな設計になっていた。
メトロから行くと、ルーブル美術館駅(Musee du Louvre)というものが存在していて、そのまま地下に続く。
地下には、このピラミッドが逆さになっていたりする。子供が腰掛けていて、絵になるなあ。
ルーブル美術館、もう広くて広くて、どう動いたら良いかもわからず、オロオロして、まず小腹が空いたのでパンを食べようとPaulに入るも、注文にも一苦労。フランス語でパンの名前が書いてあるから、コレ!って感じで伝えて、席に座ろうと思って二階に歩いて行くと、そっち行っちゃダメだと店員さんに怒られた。侵入しちゃいけないところだったらしい。
お腹いっぱいになり、満足したので、まずは観ておきたい有名どころを探すことにした。やっぱりモナリザから。
モナリザこっち→みたいな看板がいくつかあって、それを辿りながらテクテク歩いていくと、なんだか凄い人だかりがあるではないか。
頑張って背伸びをすると、そこにモナリザはいた。
ちっちゃくてあんまり見えないし、なんだか厳重に壁に埋まってる!そりゃそうか、あのモナリザなんだから。本当にあのモナリザがそこにあるのか…と若干妙な気持ちにもなった。みんな携帯のカメラをできる限りズームにして写真を撮っていた。一枚の絵に群がる人々、よく考えてみたら、面白い。
次はサモトラケのニケ
これも、人だかりが。サモトラケのニケに向かって歩く人々。ちょうど階段を登ったところにドーンと展示してあり、神聖だった。
次に、ミロのヴィーナス
ちょうど良い位置に窓があり、ミロのヴィーナスに光が当たる。光と陰が美しさを際立てていた。
他にもルーブル美術館には、古代ギリシアの彫刻や、ルネサンス時代の宗教画など、歴史のある作品が多く展示してあった。時間を、時代を遡り、その時その人は何を考えてこの作品を作ったのだろうかと、想像を膨らませるのが楽しかった。時間も決めずに、一日ぼーっと過ごしてみたいものだな。
ルーブル美術館の地下から駅につながる通路は、ショッピングモールみたいになっていて、そこのロクシタンでお土産を購入した。店員のお姉さんが、最後にお土産袋にいい香りの香水を振りかけてくれた。香水とフランスとロクシタンの綺麗なお姉さん。ちょっとしたエピソードだけれど強く記憶に残っている。