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旅の記録

Skagen ③

 

最終日

 

お昼頃Skagenの小さな街を歩き、ピザを買った。レストランの人にお願いして、ブランケットを借り、ビーチへ向かった。

 

白い砂浜に、高波の音、サラサラと揺れる草、美しかった。五感で全てを感じながら、ブランケットに寝っ転がって穏やかな時間を過ごした。

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太陽の光を全身に浴びると元気が出る。こんな瞬間が人生で何度となく作れるのなら、日焼けなんて構わないと思う。

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ピザを食べて、Skagenの最北端、バルト海と北海のぶつかるGrenenという場所に向かった。歩くこと1時間ほどで、Grenenの駐車場に到着し、カフェでひと休み。

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一緒に歩いた友達は、歩き疲れたのでここで待ってると言う。そこからは1人で最北端のポイントまで向かうことになった。そこからも最北端までは意外と距離があり、砂浜の上を一歩一歩踏ん張って歩いた。

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到着。

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思っていたよりも優しくぶつかり合うバルト海と北海。波の表面が不思議な動きをしていた。

 

 

頑張って歩いたのに、砂浜の上を動くバスがあることにここに来てから気がついた。帰りはそのSandsnakeというバスに乗って、友達の元に戻った。帰りが遅いことを心配をしていた友達は、私を見つけてほっとしたように手を振った。

 

帰りは、駐車場から街へ帰りそうな人に声をかけ、Skagenの街まで車で送ってもらった。優しいな。

 

食べきれなかったピザの箱を持ち、日が暮れる前にSkagenから電車に乗った。

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何度も乗り換え、学校の近くのドイツの街、Flensburgの駅に着いたのは真夜中の2時近く。学校の友達がそんな夜遅くなのに駅まで迎えに来てくれた。

 

 

学校に着くと、部屋ではルームメイトがいつものように、うつ伏せで眠っていた。そっとベッドに入り、深い眠りについた。