ノルウェーのトロンハイムからスウェーデンのストックホルムに戻り、そこで現地の高校や国会などを訪ねた。
その後、ストックホルムの港からSILJA LINEという大型船に乗って、フィンランドのヘルシンキへ向かった。この旅最後の国だ。
SILJA LINEは宿泊ができる船で、ストックホルムからヘルシンキへの移動手段の一つである。ストックホルムを夕方くらいに出発し、船の中で一晩を過ごし、朝にヘルシンキに到着した。
なんだか豪華な船で、そもそも船で宿泊することが初めてだった私は、浮かれ気分だった。
夕食はビュッフェ形式だった。
船にはダンスフロアやカラオケもあり、ショッピングセンターのようになっているフロアもあった。
ダンスフロアで楽しそうに踊っているおじいちゃんおばあちゃんの姿が記憶に焼き付いている。
夜中に船の屋上に出て、海を見た。
真っ暗な海で、ちょうど月が出ていて、美しかったけれど吸い込まれてしまいそうで怖かったのを覚えている。
朝になりヘルシンキに着いた。
こちらが港の様子。
続く…