バルセロナの中心街にあるスペイン広場駅から電車に乗り、約1時間かけてモンセラートに訪れた。
モンセラートとはスペインを代表するキリスト教の聖地とも言われている場所で、独特な形状をした岩山の中に、修道院がある。
電車を降りてからは、黄色いロープウェイに乗り、不思議な形をした岩肌を眺めながら上へ登った。
修道院のあるあたりは観光地になっているので、おみやげ屋さんやレストランが立ち並ぶ。
ガウディもよくモンセラートに訪れたそうだが、確かにガウディの建築を思い起こさせるような岩肌である。
院内のステンドグラスや、様々な色のキャンドルを置いて祈りを捧げていく人々の姿が印象に残っている。
海外で都会から郊外へ行く電車に乗るとき、小さな街の家々や、日本とは違う自然の姿を見ながら、そこで生活する人々の暮らしを想像するのが好きだ。
いつかバックパック一個持って、列車旅をしたい。