2018年の9月、エストニアの首都タリンを訪れた。
タリンはとても小さな街で、おとぎ話の中にいるかのような可愛らしい旧市街が有名だ。”最も優れた状態で保たれた北ヨーロッパを代表する中世の商業都市”として、世界遺産にも登録されている。
旧市街に歩いていけるくらいのところにあるホステルに泊まった。
ホステルの受付の人は怠けていたが、値段の割りには綺麗なホステルだった。
太っちょマルガレータの塔も近くにあった。
外敵から街を守る砲塔、倉庫、監獄などの役割を経て、今は海洋博物館となっている。
タリンのランドマークの1つである。
旧市街の石畳の道を歩くと、本当にタイムスリップしたかのような気分になった。
蔦がこんなに似合う街があるかしら。
エストニアは1990年ごろまでソ連に占領されていたので、タリンには未だにエストニア語とロシア語を話す人がいるようで、看板などをみると、2ヶ国語で書かれているものもあった。
こんなドアも。
歴史を感じさせる旧市街にいると少し不思議に感じるが、エストニアはIT先進国なので、(Skypeもエストニアの会社)どんな小さなお店でもクレジットカードを使うことができる。
すれ違うタリンの女の人たちの眉は綺麗に整えられ、細めでキリッとしていた。
その土地に暮らす人々の服装や化粧の傾向を見るのもまた面白い。
丘の上の城塞の近くには、このようにしっかりとした石の城壁が残っている。
なんだか不気味な銅像。
聖オレフ教会のとても怖い急な階段を登り、塔の上から街を一望すると、旧市街の家々はみなエンジ色の屋根をしていた。
展望台にいたカモメたちは人に慣れていて、じっと観光客を観察しているようだった。
続く...